最終の値下をしました。
元々のアンプは自作品による6080プッシュプル・アンプでしたが、今回、すべて取り壊し新たに製作したものです。トランス類は再塗装してあります。シャーシは、前のアンプのまま使用したので少し使用感があります。
EL34（6CA7）はプッシュプルで大出力が得られる出力管ですが、今回の製作にあたってはEL34の３極管接続としました。３極管接続にすることにより、最大出力は約15Wと、５極管接続より小さくなりますが、2A3や、300Bなどの直熱3極管の音にも近い繊細さが加わり輪郭のしっかりした、クリアーで迫力のある音のアンプになっています。
■電源トランス、出力トランスは山水製で出力トランスのSW30は銘品です。
■EL34は、旧テスラ社のJJ製のペアチューブ新品です。
■ドライブ管は3本とも12AU7ですが、12AU7とほぼ同じ特性の高信頼管5963を使用しました。
■ボリュームは新品、抵抗、ケミコン類もほとんどが新品です。
■NFB回路にON/OFFスイッチを付けましたので無帰還と、NFBをかけた時の音の比較ができます。好みに合わせてください。
■オシロスコープの写真はEL34使用時で、順に最大出力時の1KHzの正弦波、1W出力時の100Hz、1KHｚ、10ＫＨｚのＮＦＢ-7ｄＢ時の矩形波（方形波）です。オシロスコープは測定に使用したもので付属しません。
■B電圧の切替により6L6（5881、WE350Bなど）もそのまま挿し替えができます。
■ゴム足のついた裏蓋付です。
■製作者の責任として回路図を添付します。
■プリ・アンプ無しでもＣＤデッキや、ＦＭチューナーなどの出力を直接入力することが出来ます。
■真空管アンプはどんなアンプでも使用していると熱くなってきます。特にEL34アンプはヒーター電流も多いこともあり、アンプ全体が2時間も聴いていると電源トランスや、出力トランス、シャーシまで、かなり熱くなりますがアンプの総電流に対し電源トランスは十分に余裕がありますので、全く問題はありません。特に夏は熱くなるので気になれば心配な方は2時間くらいの使用にすればいいでしょう。
このアンプの詳細については下記のブログに投稿してあります。
https://ameblo.jp/hirochan-amp/entry-12919826481.html